現場が喜ぶ人事評価制度は、なぜ「売上」と「採用」も伸ばすのか?
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- 人材採用・育成・評価 障がい福祉
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株式会社船井総合研究所の矢部です。
「処遇改善加算を増やしても、職員の定着に繋がらない…」
「人材は集まるものの、定着率が上がらない…」
このような悩みを抱えている経営者の方は少なくありません。その根本的な原因は、もしかしたら人事評価制度にあるかもしれません。
特に、障がい福祉業界において、単に給与を決めるためだけの人事評価制度では、職員のモチベーションを維持することは難しいでしょう。職員の「やりがい」や「成長」を評価する仕組みがなければ、給与が上がっても「この事業所で働き続けたい」という意欲は生まれにくいからです。
現場の職員が納得し、成長できる評価制度を構築することは、結果的にサービスの質の向上、ひいては売上や採用に繋がります。
しかし、「どうすれば現場に響く評価制度を作れるのか?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
障がい福祉特化の人事評価制度を構築する際のポイント
現場の職員が「この評価制度は公平だ」「自分の成長が正当に評価されている」と感じるためには、いくつかの重要なポイントがあります。
1. 障がい福祉の評価制度に重要な3つのコアポイント
「売上」「理念浸透」「職務能力」という3つの要素をバランスよく評価に組み込むことが重要です。事業の成長には欠かせない「売上」だけでなく、事業所の根幹をなす「理念」への理解度、そして専門職としての「職務能力」を適切に評価することで、職員は多角的に自身の価値を認識できるようになります。
2. 運用しやすい人事評価制度のポイント
複雑な制度は、運用する管理者や職員に大きな負担をかけ、やがて形骸化してしまいます。専門職・技術職といった複雑なコースは設定せず、事業の発展に必要な管理職へのキャリアパスをシンプルに構築しましょう。誰もが理解しやすく、運用しやすい制度設計が、定着の鍵となります。
3. 人が成長しやすい人事評価制度のポイント
職員の成長意欲を引き出すには、「できたこと」だけでなく、「できなかったこと」にも焦点を当てる考え方が効果的です。成長を望まない職員にも変化を促す、「できなかったら評価が下がる」項目を中心に据えることで、職員は自身の課題に目を向け、改善しようと努力するようになります。
これらのポイントを意識して人事評価制度を構築することで、職員のモチベーションは向上し、サービスの質が安定・向上します。それは、事業所の信頼性向上にもつながり、結果として事業の発展に繋がります。
これらのポイントをより詳しく具体的に解説するセミナーを開催します。
人事評価制度に悩む経営者様に必見の内容となっております。
失敗しない人事評価制度の作り方 ~導入から運用定着まで、船井総研が解説~

■講座内容
〇第1講座
いま求めれられる障がい福祉の人事評価制度とは
労働集約型のビジネスモデルにおける人事評価制度の重要性と、障がい福祉サービスでの運用を困難にする共通原因を解説
〇第2講座
運用しやすい人事評価制度にリニューアルするための具体的なチェックポイントと成功パターン
労働集約型のビジネスモデルにおける人事評価制度の重要性と、障がい福祉サービスでの運用を困難にする共通原因を解説
〇第3講座
本日のまとめ
人事評価制度のリニューアルについて”船井総合研究所が協力できること、および経営が加速する経営者だけの勉強会”障がい福祉サービス経営研究会のご紹介
■本セミナーで学べるポイント
・障がい福祉サービスの組織と人員に特化した評価制度
・障がい福祉の評価制度に重要な3つのコアポイント
・運用しやすい人事評価制度のポイント
・人が成長しやすい人事評価制度のポイント
・経営者が決めなければいけないこと
■開催日・場所
2025/09/17 (水)13:00~15:00 オンライン(Zoom)
2025/09/22 (月)13:00~15:00 オンライン(Zoom)
2025/09/25 (木)13:00~15:00 オンライン(Zoom)
2025/09/29 (月)13:00~15:00 オンライン(Zoom)