いつもメルマガをお読みいただきありがとうございます。
介護事業を営んでいる皆様にとって決して他人事ではないニュースが
飛び込んできました。それは、
2024年1~4月の「老人福祉・介護事業」の倒産が過去最悪ペース
というニュースです。既に、ご存じの方も多いと思いますが、
介護事業の中でも、デイサービスや訪問介護といった
比較的売上規模が大きくない業態での倒産が増加しているとのことです。
つい、先日も介護事業の経営者様とお話する中で、
「デイサービスを閉鎖しようか迷っている」というお話をいただきました。
決して、他人事とは言えない本ニュースについて、
介護事業者が取るべき動きは複数ありますが、本メルマガでは
既存事業の【多角化】についてお伝えします。
★介護事業者の多角化の必要性について★
昨今、介護・医療・障がい福祉業界に限らず、企業・法人の成長戦略の
重要な柱として多角化経営が重要視されています。
多角化とは既存事業だけでなく、他分野の事業を展開することにより
経営基盤を強化しつつ、事業の拡充を図ることを指します。
ご存じの通り高齢者介護事業において、メインの収益源となるのは
利用者がサービスを利用することによって得られる保険収入です。
そのため、報酬改定によって経営が左右される側面が大きく、
今年の報酬改定でも訪問介護はマイナス改定となっています。
介護事業者が出来る多角化として、
・介護保険外の収入を得られる事業を検討する(医療保険等)
・事業のターゲットを高齢者から若年層まで広げる(障がい福祉事業等)
の2点が挙げられます。
具体的に上記2点を満たす事業が、”訪問看護”です。
訪問看護は、介護保険以外にも医療保険も算定することができ、
サービスの対象者も高齢者だけでなく、10代から50代まで幅広いです。
そして近年急激な増加傾向をたどる精神障がい者の自立した
在宅生活を支える訪問看護も社会的ニーズが高まってきてります。
いかがでしょうか。
近い将来に想像される売上の伸び悩み、事業の成熟や社会情勢を
鑑みても、これから多角化を考えない理由はないのではないかと
思います。
本コラムは以上ですが、先程お伝えした精神疾患の方を対象にした
訪問看護について、セミナーをご用意させていただきました。
・障がい福祉事業への参入を検討している
・社会的に意義のある事業を始めたい
という方は是非ご参加いただければ幸いです。
セミナー自体は、オンライン開催のため、PCやスマホさえあれば
場所はどこでも参加可能です。
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/113931
”永続する・生き残る”企業のカギは多角化にあり
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精神科訪問看護新規参入セミナー
日程:2024年6月11日(火)、6月12日(水)、7月1日(月)、7月4日(木)
時間:13:00~16:00
場所:オンライン(zoom開催のセミナーになります。)
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