一般社団法人たけのこ様の【質の高い療育を提供し続けられる理由】についてご紹介いたします!
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- 障がい福祉
いつもご覧いただきありがとうございます。
福祉グループの金子です。
今回は弊社で取材をさせていただきました法人様のお取組みについてご紹介させていただきます。
今回ご紹介させていただく法人様は、大阪を中心とした各拠点で児童福祉関連施設を運営する、一般社団法人たけのこ様です。
【エビデンスある発達支援方法で、質の高い療育を提供し続けられるその理由とは?】
特筆すべきはタイトルにも記載の通り、質の高い療育を各事業所で提供し続けているということです。
本日はそんな一般社団法人たけのこ様のお取組みや事業に対する想いについてまとめさせていただきました。
①株式会社から『一般社団法人たけのこ』へ
青年施設からスタートした株式会社ココステージ。そこから障がい福祉事業を複数展開され、2017年には公益社団法人 子どもの発達科学研究所と新たに「一般社団法人たけのこ」を設立されました。
株式会社から一般社団法人を設立した一番の理由は、
「療育の質の向上」
を何よりも目指しているから。
子どもの発達科学研究所が有する学術的知見と、ココステージの施設運営ノウハウや商標を集約させたことで、この質の高い療育の提供をより確立させ展開されています。
また創業当初から、現場で働くスタッフの方にもこの想いをお伝えし続けていることで、組織人材育成にも取り組まれていらっしゃいます。
② キャンセル待ち200人!?徹底された『個別療育』
一般社団法人たけのこ様は、大阪を中心とした各拠点にて、放課後等デイサービス、個別療育施設、就労継続支援B型、発達障害者支援センターなどを展開されています。
特に個別療育ココスマイルでは、利用者様のキャンセル待ちがなんと200人近くいらっしゃるそうです。
ここでは、利用者様ご本人の療育とそのご家族の支援という両軸でのサポートを実現しており、「期限あるもの」ではなく、長く相談し続けられる場所、ご家族と一緒になって子育てをしていく場所として利用していただくことを目的とされています。
また今年4月には、東京都目黒区自由が丘に「こころの発達研究所LIBO」を開所されました。LIBOは研究によって科学的に立証されてきた発達支援方法から作成したプログラムを提供するる、いわば「ハイクオリティ個別療育施設」です。
これまでの経験則のみで行われてきたような支援ではなく、アメリカで開発されたJASPER、TEACCHなど根拠ある発達支援プログラムを日本文化、教育課程に合わせてアレンジし、お子様1人1人に合わせた療育を実現しています。
③『働きやすさ』を重視し、スタッフサポート・業務システム化に注力
仕事に求められる能力や責任が大きいために必然とスタッフの負担も大きくなってしまう個別療育の現場において、一体どのような取り組みを行っていらっしゃるのでしょうか。
一般社団法人たけのこ様では、「スタッフ同士の支え合い」×「負担を減らすための業務システム化」に注力されていらっしゃいます。
現場では、夕礼・教材準備時間などに必ず利用者様の情報共有を行う時間を作ることで、スタッフ同士での話し合いの場を設けています。また、産休・育休・時短勤務など、ライフイベントに対応した勤務体制も積極的に利用されており、スタッフのモチベーションを上げ続ける体制のもと、運営されているそうです。
また、一般社団法人たけのこ様の工夫された取り組みは、こうしたコミュニケーションの創出や働きやすい体制づくりだけではなく、日々の業務の仕組化というところにも現れています。
支援計画の作成や、送迎表の管理。これらは多くの障がい福祉事業所で現在もなお紙ベースで管理されているものです。
しかし一般社団法人たけのこ様の事業所では、こういった業務関係書類などを、基幹システムの導入によってクラウドで一括管理し、情報の抜け漏れ防止や複数作業の一元化を実現しています。
④今後はノウハウ・プログラムの提供へ
障がい福祉事業所立ち上げのノウハウや実際に提供しているプログラムを外部に配信することを今後の展開として考えられていらっしゃるとお話しいただきました。
また、新しい発達支援方法を拡げる動きとして、本年4月から自由が丘こころの発達研究所LIBOではWebセミナーを開催されています。この研修セミナー参加者人数は累計数百人越えと、多くのご家族、事業所に求められているだけでなく、その知見を多岐にわたり展開されています。
今後は日本の療育を海外へ展開されるなど、常に挑戦し続ける貴法人の先進的なお取組みからは目が離せません。
保育士や幼稚園教諭、保護者の方に向けた基礎的な発達理論から実際の関わり方について詳しくお伝えするワークセミナーのお申し込み・詳細は是非こちらからご覧ください。
https://libo-labo.com/workshop/
西村様、弓削様、この度は取材へのご協力誠にありがとうございました。
一般社団法人たけのこ様 公式HP
https://takenoko.group/incorporated_association/
【船井総合研究所障がい福祉サービス経営研究会】
https://kaigo-keiei.funaisoken.co.jp/houkago/study/100639/
この記事を書いたコンサルタント
金子理彩
大学を卒業後、船井総合研究所に入社。 フードビジネスのコンサルティングに従事した後、その経験を活かし、障がい福祉業界にて就労継続支援の新規開発及び活性化コンサルティングを行う。「経営者、障がい者、お客様の三方よしの実現」を目指しており、現在は主に就労継続支援A型B型の業態展開・業績UPを担当。 また特化型放課後デイサービス、児童発達支援のコンサルティングも手掛けており、現場に入り込んだサポートを得意とする。