成長する障がい福祉の経営者が押さえるべき「攻めの財務戦略」を大公開!

2020年12月24日配信

カテゴリ:
障がい福祉

 

皆さん、こんにちは。
いつもメルマガをお読みいただき、ありがとうございます。船井総合研究所 金融・M&A支援部の篠原です。

 

今後のビジネスの展開をどう考えていますか?

本日は成長する障がい福祉の経営者が必ず押さえておきたい、「攻めの財務戦略」TOP3をご紹介します。
特に下記の3点のどれかにチェックがつく場合、是非読み進めてください。


①コロナ融資を借りたから何となく資金繰りは安心だと思っている

②来年投資をしたいが銀行からあといくら借入ができるか分からない

③決算書を銀行に見られた時、どのように評価されているのか分からない

 
いかがでしょうか。
チェックが1点でもついた方要注意です。

 

金融時流はここ1年で大きく変わり、今後も大きな変化が起こることが予測されています。

2020年だけでも金融庁長官交代、地銀再編、コロナ融資など大きな金融時流変化がありました。

それに合わせて、中小企業に対する融資も大きく変わりました。

 

例えば、2021年以降の融資です。

今年のコロナの影響があった多くの企業がコロナ融資を調達しました。

それにより財務状況に見合わない借入をした企業は、金融機関が重要視するスコアリング基準値を超える企業が続出し、将来の融資が厳しくなるケースが増えてきました。

 

さらに、

「短期の借入を一旦返済しましょうor期限を1年から半年にしましょう」

「プロパーの融資をコロナ融資で返済しませんか」

この辺りの話を付き合っている金融機関が話して来たら要注意です。

金融機関からの評価が著しく低下し、気づいたら貸しはがしや貸し渋りを検討されている可能性があります。

そうなる前に早めの対策が必要です!

 

その対策とは何か・・・

障がい福祉の経営者が必ず押さえるべき「攻めの財務戦略」TOP3とは

 

①財務分析

②決算対策

③決算説明

 

①財務分析

決算内容を客観的に見た時に財務状態が良いのか改善が必要なのか把握をしましょう。

自分が可愛いと思っていても他人が見たらそうでもない…ということがあると思いますが決算書も全く同じです。

財務分析では自社の財務状況を数値で把握し、既存の借入状況が適正か、改善の必要があるかを総合的にチェックしましょう。

多くの企業は業態に適していない借入をしているケースがあり、改善するだけで月々の資金繰りが大幅に改善します。

そのためにはまずは基準値を押さえる必要があります!

 

②決算対策

金融機関が融資をしたくなる決算書が実は存在します。

適切な決算対策をすることで格付けに大きな変化が出ます。

格付けが1つ変わるだけで条件が良い借入(金利が低い、無担保、無保証など)ができるため侮れません。

金融機関の内情を把握していれば目指すべき利益なども逆算して事業計画を立てることもできます。

 

③決算説明

コロナの影響で障がい福祉の多くは業績に影響がでたため、決算書にコロナの影響が反映されました。

金融機関は決算数値を軸に融資を判断するため、決算数値だけでは評価が下がる企業が多いです。

しかし、最近は決算数値以外にも重要視する項目が追加されました。

それは事業性評価です。

事業性評価とは決算数値だけではなく、ビジネスモデルや将来性も融資検討の材料として見るという新たな見方です。

そのため、決算説明は融資検討をする上で重要な役割を持ちます。

コロナで影響を受けた部分、自社努力の部分、先行投資の部分それぞれを切り分けて説明することで必要以上に評価を下げること無く、むしろ評価向上に繋がります。

 

 

いかがだったでしょうか。

これ以外にも金融機関から評価の向上に繋がる、コツが多数存在します。

もちろん、金融時流や財務状況、付き合っている金融機関のスタンスによりやり方は大きく変わるため専門家にアドバイスをもらいながら進めていきましょう。

 

今回は障がい福祉事業所が必ず押さえるべき財務戦略TOP3を簡潔にお伝えしました。

「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」

まずは金融機関が決算のどこを重要視しているかを把握したうえで自社の財務状況の把握と最適な資金調達を目指すことがコロナ禍においても成長できる会社の特徴です。

是非メルマガをお読みの皆様は、自社の財務戦略について改めて考えていただけますと幸いです。

今回のメルマガではお伝えきれていない障がい福祉事業所が押さえるべき財務戦略はまだまだありますので、ご興味を持たれた方は是非1月と2月に開催予定の「WEBセミナー障がい福祉向け財務戦略セミナー」に是非ご参加ください。

 

 

 

<開催概要>

「WEBセミナー 障がい福祉向け 財務戦略セミナー」

◆日程:1月22日(金) 13:00~15:00

   :2月5日(金)13:00~15:00

◆場所:オンライン開催

◆講座内容

  第1講座:2021年に押さえておくべき障がい福祉時流

       第2講座:2021年に障がい福祉事業所が押さえておくべき金融時流

  第3講座:障がい福祉事業所が必ず押さえるべき財務戦略術

  第4講座:まとめ講座

 

セミナーについて詳しく知りたい方はコチラから⇒

https://www.funaisoken.co.jp/seminar/066866

※経営者若しくは財務責任者の方のみとさせていただきます。

※事業会社向けのセミナーでございますので、同業、競合等に該当する企業様のご参加をお断りさせて頂く場合がございます。予めご承知置き下さいませ。

この記事を書いたコンサルタント

株式会社船井総合研究所

株式会社船井総合研究所

介護・福祉経営 無料メールマガジン

現場で活躍するコンサルタントが、業界で成功するポイントや課題解決に向けた新たな切り口をご提供! 船井総研の介護・福祉経営コンサルタントが無料でお届けする、現場の最新情報・ノウハウがギュッとつまった無料メールマガジン「介護・障がい福祉ビジネス通信」。
これからの時代に生き残っていくために、「地域一番」となるためのヒントや、介護・福祉経営コンサルティングチームのご支援先の成功事例レポート、勉強会やセミナーのご案内など、盛りだくさんの内容でお届けしています。ぜひご登録ください。

無料経営相談のお問い合わせ
contact us

WEBからのお問い合わせ

お問い合わせフォームはこちら

お電話でのお問い合わせ

0120-958-270 (受付時間 平日9:00~18:00)0120-958-270 (受付時間 平日9:00~18:00)

介護・福祉経営.comを見たとお伝えください。

ページのトップへ戻る