施設見学で契約に結び付けるための法則

2019年3月25日配信

カテゴリ:
入居施設

「施設の空室が目立ち、なかなか入居が決まらない」

こういった苦い経験をされている介護事業者の方は、
多くいらっしゃるのではないでしょうか。

「建てれば埋まります!」という
『需要>供給』 の時代はもう一昔前の事であり、

今は施設を立ててもなかなか空室が埋まらない
『需要<供給』 の時代となりつつあります。

では、空室を埋めるためにはどうすればよいでしょうか?

その対応策の一つとして、
「見学時の入居誘導を改善すること」が挙げられます。

これを意識することにより、
見学者を入居に繋げられる確立を格段に上げることができます。

ということで、今回はより入居に繋げるための
誘導のポイントを紹介させていただきます。

●掃除・整理

見学者が歩くルートに埃はたまっていませんか?

施設選びの際に、施設の清潔感を重視する方は非常に多いです。
ですので、少なくとも見学ルートは重点的に清掃をしておくことが重要となります。

その中で特に重要となるのが、見学の第一印象となる玄関です。
玄関の清潔さや、スリッパの並べ方を整えるだけでも、
印象が大きく変化します。

●従業員の態度

挨拶はきちんとできていますか?

入居者に安心感を感じてもらうには、
箱物の良さよりも、サービスの良さを訴求することが重要です。

ですので、まずは見学者の方と会った際には、
必ず挨拶するように徹底させましょう。

また、挨拶だけでなく、
例えば車いすの方を押す際にも、

「今から押しますね」

と必ず一声かけるだけでも、第三者から見た印象が全く変わります。

まずは挨拶から業務態度の指導を行い、少しずつ改善していきましょう。

●契約への誘導

見学者の温度感が最も高いのは、
他ならぬ、施設見学に来ているときです。

ですが、入居契約に誘導しようとしても、
人によっては「もう少し考えたい」と断られてしまう場合が多いです。

そのような入居見込みが薄い方に対しては、

「もしよろしければ、ご自身に合った施設かどうか確かめていただくためにも、体験入居だけでもされてみませんか?」

と、入居へのハードルを下げて体験入居や、仮申し込みに誘導する方法が効果的です。

いかがでしょうか?

このように、事前準備だけで
入居までの誘導率を高める改善点はたくさんあります。

今日からすぐに実践できることだらけですので、
是非、役立ててみてください。

【介護サービス経営研究会】

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株式会社船井総合研究所

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