《1人の理学療法士の声から始まった「脳梗塞リハビリ」》
株式会社在宅支援総合ケアーサービス様は、
10年前に訪問介護から事業をスタートし、現在では、
通所介護や障害者支援、保育園の運営、さらには医療法人の立ち上げなど
幅広い事業に取り組む企業です。
そんな同社は、2年前に、訪問看護のなかのリハビリ部門で、
「何か自費事業をできないか」となり、事業に取り組みたいメンバーを募りました。
その中で1人の理学療法士が、「何か自分でやりたいことをやってみたい」
という気持ちを持っており、理学療法士という特性を踏まえて、
自費で行う脳梗塞リハビリをスタートしました。
同社の通所介護の事業所の空きスペースを活用し、
人材も自社内で集めるなど、コストを抑えた状態でのスタートでした。
《時間をかけて実績を積み重ね集客を実現》
脳梗塞リハビリ事業を始めた当初、事業の存在自体が知られておらず
地域包括支援センターやケアマネジャーの事務所などにチラシを配ったものの
なかなか集客にはつながりませんでした。
それでも、
1年が経った頃くらいにはインターネットを見た人や
病院などに置かせてもらったパンフレットを見た人が訪れるなど、
徐々に利用者が増加し始めます。
その後は実績を積み、成果を動画で撮影し、
その動画を営業先の病院で見せることで、
脳梗塞リハビリの認知度を高めていきます。
その結果、利用者が増え、
自費リハビリサービス単独での売上が
1ヶ月100万円を超えることも多くなっていきました。
《社会性と事業性を兼ね備えた『脳梗塞リハビリ』参入メリット》
脳梗塞のリハビリを行いたいもののできない「リハビリ難民」は急増しており、
その受け皿となる施設が必要となっています。
脳梗塞リハビリ事業は、そういった方達を受け入れることができる事業ですが、
まだまだ未成熟の市場であり、参入している企業は少ないのが現状です。
そのため、今の段階で参入できれば、市場での優位性を確保でき、
収益も得やすくなります。
また、事業者が少ないこともあり、早い段階で参入すれば、
新規事業として成功する可能性も高まります。
リハビリと聞くと、高度な設備や人員の確保等が必要なイメージがあるかもしれませんが、
脳梗塞リハビリは、理学療法士1名とベッド1台からスタート可能です。
参入障壁が低く、社会性と事業性を備えているため、
次の育成事業を探している企業の経営者にもおすすめです。
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この記事を書いたコンサルタント
武藤慶太郎
介護、歯科医療、人材紹介、地方創生等の業界を経てシニアライフコンサルティングチームに所属。新規事業開発の経験が豊富であることを特徴とするコンサルタントであり、現在に至るまで50社以上の公的介護・医療保険外事業(完全自費リハビリ事業・予防リハビリ総合事業等)の新規開設に携わる。マーケティング戦略に強みを持ち、中でも「Webマーケティング」においては業界問わず定評があり船井総合研究所自体のWebマーケティングも担当している。戦略立案から、具体的な広告戦略、サイト改善までWeb全般のサポートを行う。