不採算の介護施設のCKが「高収益の保険外事業」になる3つのポイント
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こんにちは!船井総研の吉澤です。
主に介護施設向けの「配食」事業の立ち上げ、活性化
をメインのテーマとして、日々ご支援させていただいております。
「配食=製造業」なので
基本的に私のお付き合い先様は
食品製造業、給食業の方々がメインです。
が、近年
異業種の方からのご相談・活性化案件が
年々増えてきているのが実際です。
「介護」業界もそのひとつです。
この記事を読んでいただいている方の中でも
法人内(もしくは別法人化して)で
CK=セントラルキッチンを持ち
食事を一括大量製造している
そんな法人様も、少なくはないのかな?
と思います。
そんな、介護施設様がつくられたCKから
よく聞かれるお悩み。
ダントツ一番で多いのは
「収益が出ない。黒字化したい」
ということです。
なぜ、多くの介護施設様のCK部門は
赤字になってしまうのか?
各社様のお話を伺っていると、
要因はおおよそ共通しているようです。
端的にまとめると、
■そもそも、グループ外の施設ではなく、あくまで
グループ内、自法人内の施設への提供・販売を前提としている
(外部への販売を禁止、非推進)
■身内の施設がお客様なので、高い単価、粗利が取れない
■刻み、ミキサー、禁止食対応等、「当然」要望を受けなければいけない。
どんなに非効率・非採算でも断れない。追加料金ももらえない
という状況が
まさに異口同音で聞かれます。
そんなお悩みを持つ介護施設様にご提案したいこと。
それは
1)グループ「外」施設への積極的な販売展開
2)対応範囲を絞り込むこと。「非効率な個別対応をやらない」
3)新規顧客獲得のための集客の仕組みづくり
シンプルに、この3つです。
今回の記事でお伝えできるのは
文字数の関係でここまでです。
実際に、介護施設が法人化した給食部門の企業が
毎月100万円以上の赤字状態から
1年で営業利益年間2,500万円へ
一気に黒字転化した事例もあります。
もっと具体的な事例、情報が知りたい!という方は
お気軽にご相談・お声かけください。
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この記事を書いたコンサルタント
木村 亘佑
熊本県出身。新卒で船井総合研究所に入社し、介護保険制度内外の事業立ち上げや運営コンサルティングを行う。「福祉のまちづくり」の実現に向けてシニア向け空き家活用事業をメイン領域としながら、事業計画策定や採用、営業管理を行いながら企業の属人的な課題を仕組みで解決する為に日々業務に取り組む