”老人ホーム紹介は儲からない?”
- カテゴリ:
- マーケティング 新規参入 老人ホーム紹介 老後の住まい仲介ビジネス 保険外サービス
老人ホームに高齢者を紹介して
”紹介手数料”をいただく、
「老人ホーム紹介ビジネス」。
本日は延べ300社以上の
老人ホーム紹介事業の業績アップ、
新規立ち上げを行ってきた
船井総研が”儲かる”老人ホーム紹介会社とは
どういった紹介会社なのかをご説明いたします。
◆”儲かる”紹介会社とは?
①稼働量が担保できている
病院や居宅から相談を獲得するために必要なのは
WEB販促ではなく”訪問営業”です。
ただ、月に1回程度訪問するのではなく、
最低月2回以上、同じ事業所に対して訪問を行う”訪問頻度”と
月に累計200回以上、事業所に訪問する”訪問量”が必要となります。
この稼働量が担保できていない会社の8割は
営業スタッフの月売り上げ100万円未満となっております。
つまり、相談件数を増やすためには専任のスタッフをしっかりと確保し、
稼働量を担保する必要があります。
②医療・介護に通じている
紹介事業は予算やエリア、趣味嗜好で
老人ホームを選ぶ前に”お身体の状況”を加味して
適切な老人ホームを選び、提案し、ご案内いたします。
そのため、医療介護に精通していないと、
相談が発生しても適切な老人ホームにご案内できない、
つまり、成約に至らない結果となります。
本事業のスタッフは
医療介護知識をしっかりと取得したうえで、
営業活動を行う必要があります。
③サービス内容が豊富
高齢者が老人ホームに入居する際、
不動産売却、身元保証、引っ越し、家財整理、相続、後見人など
様々なサポートが必要となるケースがございます。
単に”老人ホーム選びを手伝う”だけでは、
ご自身や担当ケアマネだけでことが足りるケースもあるため、
様々な業務を一括でサポートできる体制を整え、
集客の窓口を広げる必要がございます。
◆儲かる紹介会社にするために
いかがでしょうか。
”儲からない老人ホーム”から”儲かる老人ホーム”に
するために実施していただきたいことを
3つご紹介させていただきました。
しかし、これらはあくまで老人ホーム紹介事業を
儲かる事業にするための基礎的な部分であり、
さらに収益を拡大するには、組織体制の構築や
販路拡大などを行っていかなければなりません。
この記事を書いたコンサルタント
三浦 潤生
士業、物流業界、医療業界のコンサルティングを経て、地域包括ケアグループに従事。シニア事業の新規事業開発専門の 経営コンサルティング部署であり、老人ホーム紹介事業、シニア向け空き家活用事業、身元保証事業などの事業立ち上げを専門とする。 現在まで100社以上の新規事業立ち上げに携わり、その中で培ったチラシ、販促物を活用したダイレクトマーケティング、 WEBを活用したWEBマーケティング、営業スタッフの採用、育成、営業組織の構築のノウハウは社外、社内問わず定評がある。