組織を動かすときに効果絶大な魔法の言葉

2018年12月21日配信

カテゴリ:
人材採用・育成・評価

こんにちは。船井総研の沓澤 翔太です。

人件費が上がり、採用単価が上がり、ジリジリと利益率が下がっている
介護会社が増えてきた印象があります。生産性を上げるために、
AI/IoTの活用を検討していたり、外国人スタッフ受け入れていこう、
という意思決定をする経営者も増えているようです。

しかし、いざそうした施策を始めることをスタッフに伝えると、
「反発に遭ってなかなか事が進まない」と悩む経営者の方も多いようです。
スタッフのことを考えての施策なのに、なぜ受け入れてもらえないのか?と、
理解に苦しむというご相談もよくいただきます。

人や組織の課題解決による業績アップを専門にコンサルティングしている
私にとっては、お安い御用のご相談です。答えは、「不具合はあるかもしれないけど、
とりあえずやってみて、再来週また会議を開くので状況を教えてください」です。

「やってもないのに、文句を言わないでね」というメッセージと、
「あなたたちの声をちゃんと聞いて、良くなるように改善するつもりでいるよ」
という両方のメッセージを込めて、そう言うのです。
これを否定できる言葉を持っているスタッフは、そうそういません。

しかし注意していただきたいのは、やると言った再来週の会議は、
ちゃんとやらないといけませんし、スタッフからの不満の声が挙がってくるうちは
会議を継続する必要があります。そうしないと、ウソつきになりますから、
スタッフからの求心力を失い、離職率が上がったり、職場環境が悪化したり、
せっかく始めた新しい施策が形骸化してしまいます。

「とりあえずやってみる」という約束をスタッフたちは果たしてくれていますから、
上司である経営者・管理者もちゃんと約束を守る必要があります。
職場は、みんなでつくるものです。だから、経営者・管理者も
「現場のことは現場で」などと都合良く逃げずに、一緒に職場づくりに関与してください。

船井総研の介護サービス経営研究会は、全国100社の介護事業経営者に
ご入会いただいている会員制勉強会です。ご参加企業の介護現場で実際に起きている
成功事例を交換し合い、会員企業のみなさまが事業成長することを目的に
研究会運営をしています。その情報交換の場では、たとえば今回メルマガのような、
今まで誰にも聞けなかった「こういうとき、どうすれば良いの?」
という素朴な疑問に対しても答えを持っている経営者様が身近にいらっしゃいます。

次回の介護サービス経営研究会は、2019年2月14日(大阪会場)、
2019年2月19日(東京会場)です。このメルマガ一番下のバナーから、
無料お試し参加のお申込みができます。介護施設の経営・運営にお困りの経営者様、
まずは一度、足を運んでみてください。きっと事業を前進させるためのヒントが見つかります。

このメールマガジンが2018年最後の配信となります。
今年も1年、大変お世話になり、ありがとうございました。

また来年もよろしくお願い致します。
それでは、良いお年をお迎えください。

【介護サービス経営研究会】

▼セミナーの詳細・申し込みはこちら▼

この記事を書いたコンサルタント

沓澤 翔太

デイサービス、特別養護老人ホーム、有料老人ホームなどの新規開設、収支改善、異業種からの介護事業への新規参入支援などを手がける。現在は、主としてデイサービスや有料老人ホームの利用者獲得や新規開設を中心にコンサルティングを行っている。 介護事業のコンサルティングの他、療養病床の転換や訪問診療など、医療業界のコンサルティングや、医療器具の販売促進についても実績を持つ。

介護・福祉経営 無料メールマガジン

現場で活躍するコンサルタントが、業界で成功するポイントや課題解決に向けた新たな切り口をご提供! 船井総研の介護・福祉経営コンサルタントが無料でお届けする、現場の最新情報・ノウハウがギュッとつまった無料メールマガジン「介護・障がい福祉ビジネス通信」。
これからの時代に生き残っていくために、「地域一番」となるためのヒントや、介護・福祉経営コンサルティングチームのご支援先の成功事例レポート、勉強会やセミナーのご案内など、盛りだくさんの内容でお届けしています。ぜひご登録ください。

無料経営相談のお問い合わせ
contact us

WEBからのお問い合わせ

お問い合わせフォームはこちら

お電話でのお問い合わせ

0120-958-270 (受付時間 平日9:00~18:00)0120-958-270 (受付時間 平日9:00~18:00)

介護・福祉経営.comを見たとお伝えください。

ページのトップへ戻る