2024年、押さえておきたい保育業界の時流キーワードとは?
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いつも コラムをご覧いただきありがとうございます。 船井総合研究所 子育て支援部の児玉です。 年度末で区切りを迎える保育業界、卒園式の準備や来年度の園児の受け入れ準備にお忙しくされている園が多いのではないでしょうか。 4月からまた新たな1年が始まりますが、皆さまは2024年から変更となる制度や、今後の時流をどの程度把握されていますか?本日のコラムでは、ぜひ経営者の皆さまに抑えていただきたい保育業界の時流キーワードをご紹介します。
時流キーワード① 切れ目のない支援
「待機児童」は解消されましたが、こども・子育て支援に関する問題はまだまだ山積みです。 「量の拡大」から「質の向上」へ政策の方向性が転換する中で、「こども誰でも通園制度」や「産後ケア」等のように保育を必要とする「前」の支援や、「学童」等の小学生以降の居場所づくり支援等 ライフステージを通した切れ目のない支援の重要性がこども大綱内でも強調されています。
時流キーワード② 多角化・多機能化
少子化・待機児童の減少で認可保育所等の平均定員充足率がついに90%を切り、赤字施設割合も5年前と比べると10%近く増えました。 選ばれ続ける園になるためには、 そして地域になくてはならない園であり続けるためには、施設の多角化・多機能化がますます必要となってきています。
時流キーワード③ DX・ICT化
2024年度の保育関係予算概算要求にて、キャッシュレス決済を導入する費用についても新たな補助対象となる見込みです。 行政関係の各手続きもますますICT化が進もうとしている中で、「保育現場のICT化度合い」は保護者にとっても 保育者にとっても利用しやすい園か、働きやすい園かは選ばれる上で非常に重要なポイントとなっております。
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