デイ+共生型生活介護の成功事例
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さて、昨今、高齢者デイサービスを取り巻く環境は厳しさを増していると感じていらっしゃる経営者の方も多いのではないでしょうか。
慢性的な人材不足、激化する競合、そして先の見えない報酬改定など、経営を圧迫する要因は枚挙にいとまがありません。
「このままでは立ち行かないのではないか…」
そんな不安を抱えながら、日々の業務に追われている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ご安心ください。このようなデイサービスの厳しい状況を一気に改善し、安定した経営へと導く「秘策」が存在します。
もし、質の高いサービスを提供したい競合に差をつけ、地域で選ばれるデイサービスになりたい報酬改定に左右されない、強固な経営基盤を築きたいと強く願うのであれば、ぜひこの先をお読みください。
【秘策】共生型デイサービス転換
厳しい経営環境を打破する「秘策」、それは共生型デイサービスへの転換です。
「共生型デイサービス」という言葉を初めて耳にする方もいらっしゃるかもしれません。簡単に言えば、これまで高齢者の方のみを対象としていたデイサービスに、障がいのある方や子どもたちも共に通えるようにする新しい運営形態です。
「え、そんなことできるの?」と思われたでしょうか。確かに、これまでのデイサービスの常識からすると、少し意外に感じるかもしれません。しかし、この共生型という形こそが、今のデイサービスが抱える課題を解決し、新たな可能性を切り開く鍵となります。
高齢者の方と障がいのある方、あるいは子どもたちが共に過ごすことで、それぞれの間に新たな交流や学びが生まれます。高齢者の方にとっては、若い世代との触れ合いが刺激となり、生活意欲の向上や認知症予防にも繋がる可能性があります。一方、障がいのある方や子どもたちにとっても、高齢者の方との関わりは社会性を育み、豊かな心を育む貴重な機会となり、より社会性の高い事業へと転換することができます。共生型転換は社会性の向上のみならず収益面でも多大なメリットがございます。
【メリット】コストは一切かからず利用者増加
「共生型デイサービスへの転換には興味があるけれど、介護保険と障害福祉、両方の基準を満たすために、結局費用がかかるのではないか…?」
そう思われるかもしれませんが、ご安心ください。共生型デイサービスへの転換は、既存の高齢者デイサービスの人員と設備のみで実現でき、追加のコストは一切かかりません。
なぜ、そのようなことが可能なのでしょうか?
共生型サービスの制度設計は、既存の資源を最大限に活用することを前提としています。高齢者デイサービスが既に備えている送迎車両、レクリエーションスペース、バリアフリー設備などは、障がいのある方の利用にもそのまま対応できます。
人員についても、新たな採用は必要ありません。現在高齢者介護に携わっているスタッフの皆様には、共生型サービスを提供する上で必要な知識や視点を研修などを通して学んでいただく方が良いですが、人員を増やすことなく、既存のスタッフで両方のサービスを提供することが可能です。
つまり、共生型デイサービスへの転換にあたっては、新たな設備投資は一切不要であり、人員を増やす必要もありません。必要なのは、既存のスタッフの皆様が、新しいサービスの形を理解し、対応するための準備をすることだけです。
そして、コストをかけることなく共生型デイサービスに転換することで得られるメリットは非常に大きいものです。これまで高齢者の方のみを対象としていたサービスに、障がいのある方や子どもたちの利用が加わることで、新たな利用者層を開拓し、安定した経営基盤を築くことができます。
地域の多様なニーズに応えることは、地域社会への貢献にも繋がり、事業の信頼性を高めることにも繋がります。
コストを一切かけずに、新たな可能性を広げることができる共生型デイサービスへの転換は、今の厳しい状況を打破し、未来へと繋がる確実な一手となります。
次の成功事例では、まさに既存の人員と設備のみを活用し、コストをかけることなく共生型デイサービスへの転換を成功させた事業所様の事例をご紹介します。
【成功事例】共生型転換でV字回復
実際に共生型デイサービスへの転換によって、厳しい経営状況から見事V字回復を遂げた合同会社ふくろう様の事例をご紹介します。
合同会社ふくろう様が運営されていた2ヶ所の地域密着型高齢者デイサービスは、2017年頃から利用者が減少し始め、稼働率は55%にまで低下、売上も大幅に減少していました。さらに入浴介助を中心としたサービスはスタッフの負担を増大させ、ケアマネージャーへの営業努力も実を結ばないような状態が続いていました。この経験から、従来の介護保険事業一本足打法からの脱却を強く意識するようになり、「地域密着型デイ×生活介護」の共生型への転換を決意され、業績V字回復を達成されました。
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。デイサービスの新たな形として「共生型デイサービス」の魅力をご紹介してまいりました。共生型デイサービスの魅力について、少しでもご理解いただけたなら幸いです。
今回、共生型デイサービスを開始し、業績V字回復を達成した事例をご紹介するオンラインセミナーを開催いたします。セミナーでは、成功事例としてご紹介した合同会社ふくろう様の代表社員である沢田知也様を講師にお招きし、成功までの軌跡から具体的なアクションまで詳細にお話しいただきます。既存の高齢者デイサービスの将来に不安を感じている方や、共生型デイサービスへの転換をご検討中の経営者様はぜひご活用ください。
デイサービスが”共生型”を始めて業績V字回復セミナー
