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近年の訪問看護業界は、ステーション数の急増で需給バランスと競争環境が大きく変化し、新設数が過去最多を更新する一方、廃止・休止に追い込まれる事業所も過去最多となっています。成長期から「成熟期」へと移行するなかで、利用者数や訪問件数が伸びず、採算ラインに届かない小規模ステーションが増えています。
かつては、最低人員(2.5人)から始められ初期投資を抑えられる小規模スタートが「低リスクの鉄則」とされ、需要が勝っていた成長期には収益化も難しくありませんでした。しかし競合がひしめく今、小規模モデルはむしろ"収益の出にくいモデル"へと変わりつつあります。
その根本にあるのが「看護師の稼働(訪問件数)が上がらない」という問題です。人員の薄い小規模ステーションは、夜間対応や急な依頼、スタッフの急な退職などをカバーする余力がなく、依頼を断らざるを得ません。すると紹介が次第に減り、採用も進まず、稼働が上がらないから収益も出ない——この「人手不足 → 稼働が上がらない → 収益が出ない → 採用に投資できない」悪循環こそが、多くの小規模ステーションが赤字・伸び悩みから抜け出せない最大の要因です。
人員を先行させ、収益が立つ規模に駆け上がった実例
このような環境のなかで、あえて「人員(採用)を先行投資する」という発想で、早期に収益が立つ体制をつくり上げた事例があります。愛媛県松山市で訪問看護ステーションあかりばを運営する、株式会社AMBER MASTの代表取締役 福西 裕史 氏の取り組みです。
福西氏が参入したのは、すでに地域に100箇所以上の競合が存在する激戦区でした。中途半端な小規模スタートでは埋もれ、稼働も収益も上がらないと判断した福西氏は、開設2ヶ月目にしてスタッフ10名体制という人員を整えて市場に参入します。
創業期からの大規模な人員雇用は資金面のリスクを伴いますが、この「人員を先行させる」戦略が収益面で見事に功を奏しました。十分なバックアップ体制を最初から示せたことで、紹介元のケアマネジャーから「あそこなら断られない、安心して任せられる」という信頼を初月から獲得。開設初月から13〜14件、翌月には20件を超える新規依頼を集め、看護師の稼働を早期に立ち上げることに成功したのです。
さらに福西氏は、その後も「依頼を断らない人員体制」を維持するため、毎年10名以上の採用・増員を継続しました。採用を事業成長の軸に据え続けたことで稼働と紹介が積み上がり、わずか3年半でスタッフ50名超・利用者500名以上という、収益力の高い地域トップクラスの事業所へと成長を遂げています。
これからの訪問看護で「収益を出す」ために必要な視点
赤字・伸び悩みから抜け出し、収益が立つ事業所へ変わるためには、目先の経費を抑える発想だけでは限界があります。むしろ、看護師の稼働を支える人員体制をどう設計し、採用をどう継続的に回していくか——この「収益から逆算した採用・組織戦略」こそが、成熟期を勝ち抜く鍵になります。
弊社では、今回ご紹介した株式会社AMBER MASTの福西氏を特別ゲストにお迎えし、設立からわずか3年半でスタッフ50名・利用者500名規模へと急拡大を遂げた、採用・組織づくりの実践的なノウハウをお伝えするセミナーを開催いたします。
「人が採れず、稼働も収益も上がらない」という壁を越え、収益が立つ事業所へと脱皮するための具体的な戦略にご興味のある方は、ぜひ詳細をご確認いただけますと幸いです。
【大阪開催・3年で利用者500名超】後発で地域トップクラスに駆け上がった訪問看護事例公開
セミナー概要
"勘"と"経験"の経営から脱却!
成熟期に入りつつある訪問看護を伸ばすための
人事・組織戦略セミナー
開設3年半で利用者500名・スタッフ50名規模へ急成長を遂げた
株式会社AMBER MAST 福西裕史氏を特別ゲストにお招きし、
これから訪問看護ステーションの立ち上げを検討する方に向けて、
後発参入で勝つための立ち上げ・組織づくりのノウハウをお伝えします。
こんな方におすすめです
✔ 訪問看護ステーションの新規立ち上げを検討している
✔ 競合が多い地域で、後発参入で勝てるのか不安を感じている
✔ 立ち上げ時の適切な人員規模・採用ルートを知りたい
✔ 拡大期に組織が崩れない仕組みを最初から作っておきたい
✔ 既存の介護事業から訪問看護への参入を検討している
(対象:訪問看護ステーションの新規参入を検討する経営者・経営幹部)
開催概要
【大阪開催】
2026年7月15日(水) 10:00〜12:30
船井総研グループ大阪本社 サステナグローススクエア OSAKA(梅田)
本セミナーは終了しております








