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昨今の訪問看護業界においては、ステーション数の増加に伴い、地域における需給バランスや競争環境が大きく変化しています。年間の新設数が過去最多を記録する一方で、廃止や休止に追い込まれる事業所も同じく過去最多となっており 、訪問看護はまさに成長期から「成熟期」へと移行しつつあると言えます 。
市場が成長期にあった頃は、指定基準を満たす最低人員(2.5人)での小規模なスタートであっても、地域の需要が勝っていたため、比較的スムーズに利用者を獲得することが可能でした 。初期投資を低く抑えられる小規模運営は、経営リスクを低減させるための鉄則と考えられてきた実態があります。
しかし、競合がひしめく現在の成熟期においては、この「小規模であること」が逆に弱みになるケースが増えています。
その最大の要因が、紹介元であるケアマネジャーや病院から求められる「対応力」の変化です。小規模なステーションでは、スタッフ一人あたりの業務負担が大きい傾向にあり、夜間対応や急な新規依頼、さらにはスタッフの急な退職や体調不良に対して、組織としての柔軟なカバーが物理的に難しくなります。結果として「せっかくの依頼を断らざるを得ない」という状況が続くと、地域における信頼やポジショニングにおいて、徐々に後れを取ってしまうという悪循環が見られます。
つまり、かつては安全とされていた小規模モデルが、激戦区においては「依頼に応えきれず、シェアを奪われるリスク」へと変貌しつつあるのが、現在の大きな特徴です。激戦区へ後発参入し、3年半で50名規模へ急拡大した実例このような成熟期の市場環境において、すでに地域に100箇所以上の競合が存在する激戦区でありながら 、あえて「最初から規模の強みを活かす」という逆転の発想で急成長を遂げた事例があります 。愛媛県松山市で訪問看護ステーションあかりばを運営する 、株式会社AMBER MASTの代表取締役 福西 裕史 氏の取り組みです 。
福西氏は参入にあたり、既存の100を超える事業所と差別化を図るためには 、中途半端な小規模スタートでは埋もれるリスクが高いと判断しました 。そこで、開設2ヶ月目にして早くもスタッフ10名体制という人員を整え 、市場に参入したのです。
当然、創業期からの大規模な人員雇用には資金面を含めたリスクを伴いますが、この戦略は見事に功を奏しました 。小規模なステーションが多い地域において、最初から十分なバックアップ体制を周囲に示すことができたため、紹介元であるケアマネジャーから「あそこなら断られない、安心して任せられる」という強い信頼を初月から獲得することに成功したからです 。
結果として、開設初月から13〜14件、翌月には20件を超える新規依頼を獲得し、事業を急速に軌道に乗せていきました 。その後も「依頼を断らない人員体制」を維持し続けることで、毎年10名以上の採用・増員を継続し 、わずか3年半でスタッフ50名超、利用者500名以上の地域トップクラスの大規模事業所へと成長を遂げています 。
規模の拡大がもたらす、これからの訪問看護経営の視点
成熟期を生き抜くために「規模のメリット」を取りにいくという戦略は、口で言うほど容易なことではありません 。短期間でこれだけの規模感に成長させた背景には、単なる人員増だけでなく、増員に応じた地域連携の仕組み作りなど、各フェーズにおける一貫した戦略が存在します 。
弊社では、今回ご紹介した株式会社AMBER MASTの福西氏を特別ゲストにお迎えし、設立からわずか3年半でスタッフ50名・利用者500名規模へと急拡大を遂げた実践的なノウハウをお伝えするセミナーを開催いたします 。
「個の集団」から抜け出し、組織として次のステージへ進むための具体的な戦略にご興味のある方は、ぜひ詳細をご確認いただけますと幸いです 。
【3年で利用者500名超】後発で地域トップクラスに駆け上がった訪問看護事例公開
■セミナー概要
"勘"と"経験"の経営から脱却!
成熟期に入りつつある訪問看護を伸ばすための
人事・組織戦略セミナー
開設3年半で利用者500名・スタッフ50名規模へ急成長を遂げた
株式会社AMBER MAST 福西裕史氏を特別ゲストにお招きし、
これから訪問看護ステーションの立ち上げを検討する方に向けて、
後発参入で勝つための立ち上げ・組織づくりのノウハウをお伝えします。
■こんな方におすすめです
✔ 訪問看護ステーションの新規立ち上げを検討している
✔ 競合が多い地域で、後発参入で勝てるのか不安を感じている
✔ 立ち上げ時の適切な人員規模・採用ルートを知りたい
✔ 拡大期に組織が崩れない仕組みを最初から作っておきたい
✔ 既存の介護事業から訪問看護への参入を検討している
(対象:訪問看護ステーションの新規参入を検討する経営者・経営幹部)
■開催概要
【東京開催】
2026年6月24日(水) 10:00〜12:30
船井総研グループ 東京本社 サステナグローススクエア TOKYO(八重洲)
【大阪開催】
2026年7月15日(水) 10:00〜12:30
船井総研グループ大阪本社 サステナグローススクエア OSAKA(梅田)セミナー詳細・申込はこちらから








