「人が採れない・建てられない」を強みに変える! 既存資源を活かす「介護×障がい×空き家」ハイブリッド経営

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更新日
執筆者早川 亮太
コラムテーマ新規事業,セミナー・研究会のご案内
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皆様、いつも大変お世話になっております。
船井総合研究所の早川です。

「求人を出しても、なかなかスタッフが採れない」
「建築費が高すぎて、新しい施設を建てるのが難しい」

いま介護業界を襲うこのふたつの逆境を、
むしろ自法人の「強み」に変えて、地域で確かな役割を果たし続けている経営者が
いらっしゃわることをご存知でしょうか?

いま自社にある建物や人を活かした「これからの経営」ができるかどうか、
まずは5つのチェックリストで現状を確かめてみませんか。

「人が採れない・建てられない」を強みに変える!
既存資源を活かす「介護×障がい×空き家」ハイブリッド経営

建築費や人件費が高騰する今の時代、お金をかけて新築を建て、
求人広告を出し続けるこれまでの拡大モデルは、少しずつ限界を迎えつつあります。

これからの介護経営で歩み続けるためには、いま社内にある「課題(人手不足)」や「資源(既存の建物や地域の物件)」を組み合わせ、無理なく多角化を図ることが、これまで以上に大切になってきています。

皆様の法人における「多角化の準備度」を、以下のリストからぜひ確かめてみてください。

■ 介護・福祉の多角化経営:チェックリスト
□ チェック1:【人手不足を力に変える(業務連携)】
介護現場で不足しがちな調理や清掃、事務などの間接業務を、
ただ外注したりスタッフに無理を強いたりするのではなく、
相性の良い「障がい福祉(就労継続支援B型)」の利用者にとっての
「本物の実務訓練」としてマッチングさせる仕組みを、構築できていますでしょうか?

□ チェック2:【既存資源を活かした障がい参入】
新しく施設を建てたり人員を大量に採用したりせず、
既存の介護サービスの空きスペースやスタッフをそのまま活かして
「共生型サービス」を加え、最小限のコストで新しい支えの形を生み出せていますでしょうか?

□ チェック3:【新築リスクを避けた低コスト展開】
1部屋あたりの建設コストが数倍に高騰する新築のリスクを避け、
地域の「空き家」や既存物件を再生・活用して、低コストで拠点を増やす戦略をお持ちでしょうか?

□ チェック4:【採用・集客広告費の抑制】
求人媒体やネット広告に依存するのをやめ、地域住民や子ども、
志を同じくするスタッフが「ビジョンへの共感」だけで自然と集まり、
採用・集客コスト0円を実現するコミュニティ型の組織運営を、体感されたことがありますでしょうか?

□ チェック5:【利用者を「一生涯」支える設計】
障がい福祉から利用者が年齢を重ねて介護保険が必要になっても、
自社のサービスを切れ目なく利用し続け、住み慣れた地域で
「最期まで」支え続けられる仕組みが、ありますでしょうか?

「頭ではわかる」を「自社でもできる」に変える視察ツアー

経営者の皆様、いくつチェックがつきましたでしょうか?
「重要性はわかっていても、人員配置や具体的な動線、収支モデルまではイメージしづらい……」
そうお悩みになるのも、当然のことだと思います。

言葉や数字だけではイメージしづらいこの「運営の実態」を、実際に見て、
体感して、自社に持ち帰っていただくために、
9月28日(月)開催の「介護・福祉複合モデル2026 成功事例視察ツアー in 神戸・加古川」をご用意いたしました。
今回は、これまでの経営の常識にとらわれず、
社会からの信頼と経営の持続性を両立させている、2つの視察先をご紹介いたします。

【視察先1】株式会社デイサービスセンターうららか(兵庫県加古川市)
〜人手不足を力に変える!「デイ×就労B」の共生モデル〜
「人が採用できない」という地方のデイサービスが抱える大きな苦境を、
発想の転換によって「確かな強み」に変えてこられた企業です。

業界の「脱・属人化」を切り拓いた確かな評価:
代表の住所和彦氏は、徹底した数値管理と独自のマニュアル「接遇11ヶ条」を用いた組織運営を信条とされ、
著書『選ばれる介護施設の極意』を出版されています。
全国からメディア取材や講演依頼が寄せられている、介護業界におけるおもてなし経営の第一人者です。
◆現場で学べる「人手不足を力に変える」ポイント◆
就労B利用者が、デイサービスの配膳や清掃といった「本物の実務」を
高いクオリティで担っている実際の現場を視察します。
これにより、デイサービス側は人員不足と外注費の負担がやわらぎ、
就労B側は「単調な内職」に頼らない確かな働きがいを生み出すという、
互いに支え合うシナジーを目の当たりにしていただけます。
利用者が年齢を重ねても自社の事業で「最期まで」支え続ける、一生涯の伴走を実現する全体設計も必見です。

【視察先2】株式会社Happy(兵庫県神戸市)
〜看板も広告もないのに週200人が集まる多世代コミュニティ経営〜

介護付きシェアハウス「はっぴーの家ろっけん」を土台に、空き家再生・障がい福祉(就労継続支援B型)・行政連携へと事業を広げる、いま全国から注目されている企業のひとつです。

社会・行政から選ばれる確かな信頼:
その独自の多世代交流モデルが大きな反響を呼び、一民間の介護事業者でありながらドキュメンタリー映画『30(さんまる)』として映画化されました。さらにNHK「ドキュメント72時間」でも全国に紹介されています。
行政(神戸市)のプロポーザルを経て、国登録有形文化財「旧駒ヶ林公会堂」の活用事業者に選定され、
地域づくりの担い手として篤い信頼を集めていらっしゃいます。

◆現場で学べるポイント◆
看板・広告を一切出さずに、SNSや口コミだけで週200人以上が集まり、
採用・集客広告費0円を実現するコミュニティづくりの現場を肌で感じていただけます。
あわせて、高騰する建築費を避け、近隣の空き家を再生して低コストで拠点を増やす「空き家活用」の取り組みを、資料や解説を交えて学んでいただけます。

介護業界向け 現地視察ツアーin神戸・加古川

「人手不足のなかで、新規事業に踏み出すのは難しい」

そう感じていらっしゃる経営者様は、決して少なくありません。

けれども、その人手不足という同じ課題を出発点に、
介護×障がいという新たな仕組みを地域の力に変えて歩んでいる法人が、現に各地に生まれています。

同じ壁に向き合いながら、それを乗り越えて歩み続けている生の現場を、
ご決断の前に、ぜひご自身の目で確かめていただければと思います。
本ツアーには、例年、全国から高い志を持った介護経営者様が多数ご参加されています。
移動のバス車内などでは、専門のコンサルタントが詳細な見どころ解説や講義を行いますので、
自法人にどう落とし込むかのヒントを、お持ち帰りいただけます。

お席に限りがございますので、次の一歩を確かなものにするために、ぜひお早めにお申し込みください。皆様と現場でお会いできることを、心より楽しみにしております。

セミナー詳細・申込はこちらから

執筆者 : 早川 亮太

「定期巡回・随時対応型訪問介護看護をメイン領域としたコンサルティングに従事している。 「サ高住・住宅型への施設併設型」から「地域密着の単独拠点型」まで、多様な事業モデルにおける成功事例の分析に注力。 各モデルの特性を捉えた運用改善や、他事業との相乗効果を生み出すための体制構築を追求している。 また、生成AIを活用した「介護マンガ」による独自の営業ツール制作を通じ、入居施設の集客支援を展開。 現場の状況に合わせた無理のない黒字化と、持続的な成長モデルの確立を志向し、地域社会へ貢献できる事業所づくりに尽力している。」