夜間巡視の負担軽減!オペレーションの裏側を解説

  • 介護
公開日
更新日
執筆者竹内 勝己
コラムテーマ経営戦略,時流・業界動向,セミナー・研究会のご案内
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いつもメールマガジンをお読みいただき、誠にありがとうございます。

株式会社船井総合研究所の竹内です。

施設運営の運営に悩む経営者様から、
「人件費が高騰している中、これ以上どのように効率化すればよいのか」
というご相談をよくいただきます。

善光会様は、テクノロジーを活用することで、
職員配置の効率性は全国平均を大きく上回り、
効率化とケアの質の両立を実現しています。

今回は、その具体的なオペレーションの裏側を解説します。

「夜間巡視軽減」を実現したセンサーとAI の融合

最も象徴的なのが、夜間帯のオペレーションです。

同施設では、マットレスの下に設置する薄型睡眠センサーを利用し、
PC 画面上で対象者の状態を「離床」「覚醒」「熟睡」「就寝時 」の
4段階で可視化しています。

さらに、天井のAI-行動検知カメラが「起き上がり」や「転倒」を
自動検知します。

異常があればスタッフのスマートフォンに画像付きで通知され、
状況を見ながらお声掛けすることが可能です。

これにより、1時間ごとに居室のドアを開けていた
夜間巡視業務が「ほぼ不要」となり、
毎時実施していた巡回対応による、
夜勤スタッフの身体的・精神的負担が劇的に減少しました。

排泄ケアと記録業務の「ムダ」を徹底排除

介護現場の大きな負担である「排泄ケア」と「記録業務」についても、
テクノロジーを活用して解決しています。

下腹部に装着する排泄予測デバイスにより、
尿の溜まり具合を超音波で検知。
不必要なトイレ誘導やおむつ確認を削減し、
ご利用者様の安眠を守ります。

また、各ユニットに設置されたiPadでは、
自社開発の記録システム「SCOP」を活用。
文字入力を極力排除した直感的なタッチパネル設計により、
ご年配の職員や外国人職員でも簡単に操作でき、
記録や申し送り業務の時間を削減することに成功しています。

■ 離職を防ぐ「ノーリフティングケア」と「常時接続」

介護職の離職原因1位である「腰痛などの身体的負担」を防ぐため、
移乗介助を支援するロボットを採用。
また、入浴設備にはウルトラファインバブルを
発生させる「ピュアット」を導入し、
洗身時の負担を軽減しています。

さらに、全スタッフがスマートフォンと骨伝導イヤホンを装着し、
LINE WROKS で常時接続。
フロア全体で瞬時にヘルプを要請できる環境が定着しています。

これこそが、
安定した運営と職員の定着を同時に叶える
「次世代のオペレーション」です。

実際の機器の動きやスタッフの動線は、ぜひ現場で直接お確かめください。

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執筆者 : 竹内 勝己

新卒で船井総合研究所に入社後、 保育・障がい福祉業界を経て、現在は介護業界を専門とする。 実家が介護事業を営むバックグラウンドを持ち、 経営者の視点だけでなく、現場のリアルな課題感に寄り添った支援が強み。 特に「現場主導での収益改善」「稼働率アップ」「営業活動の仕組化」のサポートを得意としている。 また、これまでの幅広い担当経験(保育・福祉・介護)を活かし、 既存の介護事業に福祉事業を付加する「多角化展開」を提案。 事業シナジーによるさらなる収益アップ支援に注力し、福祉・介護領域で幅広く活躍している。