10 年で 5000 店増! 拡大する「生活介護」市場とは?

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更新日
執筆者武藤 慶太郎
コラムテーマデイサービス
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皆様いつもお世話になっております。
株式会社船井総合研究所、介護・福祉支援部
コンサルタントの武藤 慶太郎でございます。お忙しいところ、
こちらのコラムをご開封いただき、誠にありがとうございます。
表題の件、本コラムでは「生活介護」とはどのような事業なのか?について、
1.基本情報
2.高齢者向けデイサービスとの類似点と違いの 2 点に絞り、
介護会社の経営者様向けに解説しております。

1. 基本情報


「生活介護」は、名前に「介護」とついてますが、
介護保険サービスではなく、障がい福祉サービスです。


障がい福祉サービスとは、障がい者総合支援法が定めるサービスで、
主に、身体障害・知的障害・精神障害のある方が対象となります。
制度の財源も、介護保険サービスとは異なり、
「保険制度」である介護保険サービスでは、
①皆さまも納める介護保険料と、②税金を合わせて財源としてますが、
「障害福祉」である障がい福祉サービスでは、
公費負担として、保険料の負担などは無しに、税金を財源としています。
名前に「介護」と入っていますが、全く別のサービスとなります。
介護保険サービスで「要介護区分」が設定されているように、
障がい福祉サービスでは「障害支援区分」が 1~6 まで設定されています。
「生活介護」の場合ですと、介護を必要としている障害支援区分 3 以上の方に対して、
昼間の入浴・排せつ・食事等の介護を提供する、というように対象者が決まっています。


そんな「生活介護」とは、どんなサービスなのかというと、
「障がいのある方のための日中活動の場」であり、
朝に通所して、食事や排せつなどの介助を受けながら、創作活動や軽作業、
レクリエーション、機能維持のための活動などに取り組み、夕方に帰宅する、という利用のされ方が一般的です。
「生活介護」は一般に、介護保険サービスの「デイサービス」とよく似た事業と言われますので、まずは「障がい者版のデイサービス」とイメージしていただければと存じます。
「生活介護」の事業所数は、2012 年に 7800 事業所、2022 年に 12700 事業所と、
直近 10 年で 5000 事業所ほど、増加しています。

2.高齢者向けデイサービスとの類似点と違い

介護会社の経営者様にとってポイントとなる
次の項目について、ご紹介します。
①類似点
設備・人材・ノウハウ
②違い
利用期間・利用単価
①類似点
デイサービスの設備・人材・ノウハウがそのまま活きる事業、
という特徴があります。


具体的には、デイサービスのハード面(浴室・訓練室・送迎車)
を共用で利用できるため、拠点の遊休設備を活かす運営が可能です。
また、介護スタッフの専門性というソフト面に関しても、
身体介護のノウハウは生活介護に直結し、介護福祉士の資格が生活支援員として有効。
またスタッフの兼務や応援体制も可能です。


②違い
一方で、こちらの目安数値をご覧ください。
定員 20 名で稼働率年間平均 101.3%・登録者 49 名・平均利用期間 8.1 年
介護保険のデイサービスと比較して、稼働率などに関するルールの違いや、
平均して利用される期間が長いという事、
また、例えば区分 6 の場合、介護保険デイの約 1.5〜2 倍の報酬単価になることなど、
メリットとなる違いが複数あることもポイントです。
いかがでしたでしょうか?
このたび、介護から障がい福祉サービスである「生活介護」に参入され、

月商 500 万円、収支差率 16%の安定経営を実現されている、
社会福祉法人北叡会様からお話を伺える機会をいただきましたので、
「生活介護」にご興味をお持ちいただいた方は、下記のリンクから詳細をご覧ください。


▼セミナー情報▼
重度障がい者デイサービス 新規立ち上げセミナーhttps://www.funaisoken.co.jp/seminar/140146

執筆者 : 武藤 慶太郎

介護、歯科医療、人材紹介、地方創生等の業界を経てシニアライフコンサルティングチームに所属。新規事業開発の経験が豊富であることを特徴とするコンサルタントであり、現在に至るまで50社以上の公的介護・医療保険外事業の新規開設や、デイサービス・訪問看護・小多機/看多機の立ち上げに携わる。 マーケティング戦略に強みを持ち、中でも「Webマーケティング」においては業界問わず定評があり船井総合研究所自体のWebマーケティングも担当している。戦略立案から、具体的な広告戦略、サイト改善までWeb全般のサポートを行う。