介護業界のアフターコロナを見据えた財務対策とは

2020年6月5日配信

カテゴリ:
介護

皆様こんにちは。
船井総合研究所金融M&A支援部の谷と申します。

この数ヶ月、介護業界の多くの経営者からご相談を頂く中で、介護業界にも新型コロナウイルスによる経営への影響が日に日に大きくなってきていると感じております。

介護業界において新型コロナウイルスによって資金繰りに影響が出ていた企業は、3~5月は一部であり、本格的に影響が出てくるのはまさにこれからなのではないでしょうか。
では、介護業界の経営者がこれから財務面でどのような対策をしないといけないのでしょうか?

それは、「資金繰りの可視化」と「先手の資金調達」です。

まずは、年内の資金繰りがどういう風に推移していくのかをしっかりと可視化しておくこと、その上で先手の資金調達です。後手後手の資金調達になると、資金繰りがどんどん苦しくなって打てる手もどんどんなくなってしまいます。逆に資金繰りにまだ余裕があるうちだからこそ打てる手はたくさんあるので、先手の資金調達が非常に重要となります。

6月中に介護業界の経営者が検討すべきことを以下に整理します。

〇資金繰りが既に悪化している企業
・どれくらい資金調達が必要か
・いつまでにどの金融機関にどんな内容の申込をするのか
・店舗閉鎖、リスケ、廃業のデッドライン

〇資金繰りはまだ悪化してないけど不安がある企業
・もっておくべき現預金の水準
・年内の資金繰りシミュレーション
・現預金を確保するための資金調達の方法

〇資金繰りに余裕がある企業
・コロナ関連の制度融資の活用方法
・資金繰りや財務状況をタイムリーに把握するための方法とその組織体制

この辺りをしっかりと6月中に皆様には検討することが重要です。6月中に明確な対策を決めて、アフターコロナ・ウィズコロナを生き抜いて会社をさらに良くしていきましょう。

<関連セミナーのご紹介>
本コラムでご案内したような財務の対策について、もっと詳しく知りたい、自分だけで進めるのは不安だ、という経営者の皆様向けにWEBセミナーを開催します。

<開催概要>
「【WEBセミナー】介護業界向けコロナ後の攻めの投資&財務戦略セミナー」
◆日程:6月26日(金) 13:00~14:30
◆場所:オンライン(PCがあればどこでも受講可能)
◆講座内容
  第1講座:介護業界のアフターコロナを見据えた投資戦略
  第2講座:攻めの投資をするために取り組むべき財務対策
  第3講座:明日からすぐに取り組んでほしいこと
◆参加料金
  一般価格 10,000円 (税込 11,000円)/ 一名様
  会員価格 8,000円 (税込 8,800円)/ 一名様

セミナーの詳細についてはコチラから⇒
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/061967

※お申し込みは先着順となりますので、お席が埋まりましたら
 ご参加が難しくなる場合がございます。お早めのお申し込みを推奨いたします。
※経営者若しくは財務責任者の方のみとさせていただきます。
※事業会社向けのセミナーでございますので、同業、競合等に該当する企業様の
 ご参加をお断りさせて頂く場合がございます。予めご承知置き下さいませ。

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